入院しなくても良い方法
わきが治療には色々な種類があり、わきがの症状によって向き、不向きがあります。
軽度のわきがであれば、薬物療法があります。市販のデオトラント剤を用いて臭いの防止に効果的です。常在菌とアポクリン汗腺による汗が混ざって悪臭を発生させるので、薬物療法をしながら常に清潔にしておく事で臭いも軽減できます。その他にも一時的に汗を止める注射を打つ事で、臭いの発生を防ぐ事も可能です。しかし永久的なものではないので定期的に注射をしないと効果が薄れてきます。
多汗症での治療でも用いられている為、わきがと多汗症で悩んでいる方にも効果的です。
一方で重度のわきがであれば、手術でわきがの原因となるアポクリン汗腺自体を除去する事で完治します。術後は安静で入院を伴うので、効果は大いに期待できますが、その分手術でのトラブルや患部の腫れや痛みなどのリスクも伴います。
しかし近年、ミラドライという電磁波を使ったメスを使わないわきが治療が行われるようになりました。電磁波により汗腺を破壊してくれるもので、メスで切る事による他の部分が傷つく心配もなく、体に負担が少ないわきが治療方法として注目を集めています。